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フィルムカメラを趣味にする その10 「レトロな街を舞台に“ニューレトロ”プリントを楽しむ ポパイカメラのプリント提案3」

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前回に引き続き、東京・自由が丘の人気写真店『ポパイカメラ』による、最新のプリント提案をおこなっていく。

フィルムは若者のあいだで話題のレトロブームの中で語られることが多く、カセットテープなどと一緒で、ノスタルジーをくすぐるアナログなものの、代表格として捉えられている。

きっと、その裏にはデジタル時代の疲れや物を大切にする楽しさなどがあるはず。

レトロブームとひと括りにするとミーハーにも聞こえてしまうけれど、きっと本質をうっすらと見極めているからこその大ブームなんだと思う。

この流れがあるため、写真店には「レトロな雰囲気のプリントにしたい」というリクエストが多いそうだが、これがクセモノ。

おじさん世代のイメージするレトロといま求められているレトロに差があるらしいのだ。

かなりの人数にレトロなプリントのイメージを聞いてみたが、「色褪せたもの」、「セピア」、「ザラザラ」などという解答が多かった。

これではレトロを通り越して幕末期の写真

特にセピアはよくレトロの象徴として取り上げられるが、セピアは卵白を使った『鶏卵紙』が元祖という古典技法の範疇にあるものなのだ。

そこでポパイカメラとともに提案するのは、色がしっかりと残っており、色を変に追加したりするのでもなく、きちんと写真画質の延長戦上にある懐かしい雰囲気を出した『ニューレトロ』だ。

写真によってはいつの時代の写真かがあやふやに見えるし、撮影された時刻もわからなくなるような雰囲気に。

しかし、青は青だし赤は赤。

肌色も変に色転びはしておらず、無理に明るいハイキーにもしていない。

わずかな色の足し引きと明るさ調整で世界観を作るところが肝になっているのだ。

それでいて、色味のリクエストをしていない写真とは異なり、連作で見れば立派に作風の軸がある。

アナログなフィルム写真でノスタルジーを演出したい人には最適。

レトロデザインのカメラを手に、レトロを探す週末散策などはとても楽しいはずだ。

 

鈴木ふみ奈×川越
CAMERA:MINOLTA α9
LENS:MINOLTA AF 35mmF1.4G
FILM:FUJIFILM X-TRA400
PRINT:POPEYE CAMERA

 

赤みがうっすらとある富士フイルム製フィルムを使用。和風レトロとの相性は良い。

 

肌色のキレイさも考慮しながらわずかにレトロな黄色がかった色味にしている。

 

時間帯が不明瞭になるところもポイント。かなりの夕方に感じるが正午前後に撮影している。

 

鈴木ふみ奈:model
T167B96W62H93。

埼玉県生まれ。

AB型。

Hカップと人なつっこい笑顔を武器に、グラビア界の王道を行く爆乳美女。

 

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鈴木文彦(snap!):Photo/Text
フリーランスエディター/フォトグラファー。
フィルム写真『snap!』創刊以降、趣味の写真に関する雑誌・ムック・ワークショップなどを手がける。
主な著書は『フィルムカメラの撮り方BOOK』、『中判カメラの教科書』など。

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FILM CAMERA MANUAL
フィルム写真にこだわった活動を続けている本企画の執筆者が、「いまのフィルム環境」を念頭に編集したフィルムカメラ使い方ハウツームック。
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