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フィルムカメラを趣味にする その9 「ヨーロッパを感じさせるアンティーク調プリント ポパイカメラのプリント提案2」

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ここに掲載されているフィルム写真の作例のすべての現像・プリント・データ化をおこなっている東京・自由が丘の写真店『ポパイカメラ』とともに、プリントのテーストを提案する連続企画『ポパイカメラのプリント提案』の2回目は、『ヨーロッパ調』をテーマにしていく。

日本に暮らしていると、日本特有の雑多な風景が汚らしく感じられてきてしまうときがある。

電柱のある風景や派手な看板。

これらが日本を象徴する風景であるのはたしかだが、格調高く洗練されたヨーロッパの美しい街並みを見ると、素直にうらやましく感じてしまうのも素直な心の揺らぎだ。

だから写真を撮っていると、自然と外国を感じさせるような切り取り方をすることがある。

重厚な西洋建築の建物や舶来の雰囲気の植物などで構成し、日本らしさを薄めていくのだ。

記念写真や記録写真を除くと、写真は撮影者の美的感覚や憧れを投影することで、自分自身の願望を表現することができるメディアでもある。

今回はいつものような街中で周辺状況も活かして撮るのではなく、国籍不明になるよう切り取ることを意識して撮影した。

そして本題のプリント提案だが、前回のアメリカンポップではなく、逆に黄色を抜き温かみを減らすことでヨーロッパふうアンティーク調にしている。

ただし、色の褪せたレトロさではなく赤みをはじめ彩度はしっかりとあり、コントラストも弱めていない。

冬になると町からは色が消えるが、このプリントテーストであれば寒々しさを薄めてくれる効果もあり、枯れ葉やコンクリートもしっとりと見せてくれる点が特徴だ。

ちなみに、今回は赤みが強いことが特徴の富士フイルム製のフィルムを使用しているが、今回の提案のような黄色みを抜くプリントにはとてもマッチしている。

温もりのある冬の写真を撮りたい人にはぜひ試してみてほしい。

 

大貫彩香×外苑前&新宿御苑
CAMERA:MINOLTA α9
LENS:MINOLTA AF 50mmF1.7/85mmF1.4G
FILM:FUJIFILM X-TRA400
PRINT:POPEYE CAMERA

 

落ち葉をモチーフにしながらもどこか温もりが感じられるので冬場におすすめ。

 

石造りの建物に似合うアンティーク調のプリントテースト。

 

黄色みは少ないが彩度はしっかりと残されていることがわかる。

 

大貫彩香:model
1992年10月1日生まれ。
神奈川県出身。A型。
T157B85W60H89。
特技:DIY。
大きな瞳の愛らしい笑顔とキレイな黒髪が美しい、キュート&セクシーなグラビアアイドル。

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鈴木文彦(snap!):Photo/Text
フリーランスエディター/フォトグラファー。
フィルム写真『snap!』創刊以降、趣味の写真に関する雑誌・ムック・ワークショップなどを手がける。
主な著書は『フィルムカメラの撮り方BOOK』、『中判カメラの教科書』など。

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