今年も白熱した、プロ野球の交流戦が終了!
首位打者に輝いたのは、オリックスのルーキー野手・中川圭太。打率.386をマークして交流戦史上初となる新人での首位打者となったのだ。
ルーキー史上初の快挙!『日本生命セ・パ交流戦』首位打者に輝く☆#中川圭太#Bs2019 #プロ野球 #NPB #ORIX pic.twitter.com/6ktHCHp3Zp
— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) June 25, 2019
中川は、東洋大からドラフト7位という下位指名でのプロ入りとなったが、4月20日に1軍昇格を掴み取ると、自慢のミートセンスとパンチ力で中軸を任されるまでに成長!
そんな中川は、今は無きPL学園高校の野球部出身。高校時代は、廃部となった前年のキャプテンとして、野球未経験の監督に代わって采配を振るってチームを牽引していた。そのため、「最後のPL戦士」や「PL学園最後のプロ野球選手」という肩書きで語られることも多いが、本人は、「野球部が復活してほしいと思っている」や「同期や先輩が社会人野球でプレーしている」ことから、“最後の”というフレーズに対して違和感を唱える男気も見せている。
実力や人間性を含めてさまざまな意味でルーキーとは思えない中川の後半戦の活躍に注目したい。