三重県津市、近鉄「津新町」駅から徒歩10分のところにある『新玉亭(しんたまてい)』は、創業明治23年、うなぎ一筋百余年の超老舗だ。炭火焼うなぎの専門店であり、その柔らかなウナギの美味しさは県内外に轟いている。
『新玉亭』は、1890年の創業以来、ウナギは醤油、みりん、氷砂糖などを煮詰め、一週間以上寝かせる、伝統を受け継いだタレを使用している。味だけでなくボリュームもたっぷりで、見た目も迫力がある。
取材日、10時08分、近鉄列車が津新町駅に到着。駅を出ると、少し歩いてNHK放送局の隣にある老舗食堂『新玉亭』へ。地元では有名な店で、名物のうな重(3千円)を頂く。ウナギをまるごと一匹使っているので、メニューの中で一番お得なのだとか。
味はさすがにうまい。そしてウナギの量が多く、食べ応えがある。ご飯に2~3枚乗せただけのうな丼とは格が違うのだ。豪勢なうな重を頬張り、お腹をがっつりと満たした。
『新玉亭』は4階建てと店舗の規模も大きい。お昼頃になると行列ができるほどの人気ぶり。駅から散歩がてらに行くにはちょうどいい距離にあるので、ぶらりと遠足気分で訪れてみよう。
『新玉亭』
営業時間 平日 11時~14時30分 16時~20時30分
土•日•祝 11時~20時30分
定休日 月曜日(臨時休業あり)
三重県津市丸之内養正町5-1
【名物グルメ その46】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。