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鮮やかな黄色いボディに注目! 鹿児島「なのはな鉄道」の豊かな乗り心地

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鹿児島県のJR指宿枕崎線を走る黄色い車両「なのはな」。その名の通り、黄色い菜の花をイメージした塗装である。鹿児島県指宿市では、1月には菜の花が一面に咲き誇り、日本の中でも一足先に暖かい春が来る。それにちなんで名付けられた列車だ。

「なのはな鉄道」は車窓から絶景が眺められることで有名。遠方に開聞岳と一面に菜の花が咲く様子はまるで絵はがきのようだ。錦江湾のすぐそばを快走し、美しい海を眺めることもできる。ゆったりしたローカル線だが、十分観光スポットとしても楽しい。

取材日、昼前に鹿児島から指宿温泉へと向かう。JR鹿児島駅で在来線のなのはな鉄道に乗り、ガタゴトと揺られながら南下していく。車窓から美しい錦江湾を眺望していると、なんだが旅気分が盛り上がってくる。12時57分、指宿駅に到着。指宿駅のホームで「日本縦断看板」を発見し、喜びもひとしおであった。

「なのはな鉄道」の魅力はその素朴さに尽きる。地元住民が普通に利用しており、変に観光化していないにもかかわらず、景色は絶景で、存分に旅情が味わえる。黄色い車両は華やかなことこの上なく、いやがおうにも非日常感を盛り上げてくれるのだ。

なのはな鉄道

JR指宿枕崎線を走る黄色い列車。

素朴な鹿児島のローカル線として、観光客や地元の人達に親しまれている。

【ディープスポット その36】

→つづく。

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取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。

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