金沢の食文化を支える「市民の台所」として親しまれている「近江町市場(おうみちょういちば)」。狭い小路には約180の店が並び、新鮮な海の幸や地元産の野菜や果物などが豊富に揃っており、常にたくさんの観光客で賑わっている人気の観光&グルメスポットだ。
「近江町市場」は江戸時代から300年も金沢の食卓を支え続けてきた市場であり、たくさんのお店が趣向をこらしたメニューを揃えているが、中でもぜひ食べていただきたいのが「海鮮丼」。盛りつけの豪華さで知られており、観光客に大人気なのだ。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
取材日、羽田空港から北西へ約1時間で小松空港に無事到着し、バスに乗って金沢市内へと足を運ぶ。まずは鮮魚、青果、乾物などの食材から雑貨まで180軒以上の店が揃う近江町市場を見物する。売りコのお姉さんに勧められ、路上で日本海の珍味を試食してから、通り沿いの老舗寿司屋『山さん寿司本店』に入店。特上寿司と海鮮丼、岩ガキの刺身を食すれば、ほんのり日本海の美味しさだ。上機嫌で市場を出た。
「近江町市場」の魅力はその規模の大きさにある。かなり広い市場であり、巡っているとまるで迷路を散策しているような冒険気分が味わえる。海鮮丼やお寿司はたしかに豪華で美味しいが、値段が張るので、財布に余裕を持たせていこう。
近江町市場
営業時間 9時~17時(店舗によって異なる)
金沢駅からバスで3分ほど。
一年を通して美味しいグルメが味わえる。
【名所ガイド その36】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。