生きていると、現実からかけ離れた世界に逃避行したくなる時ってありませんか?
「ある日突然、映画のワンシーンに入り込んでしまったら?」
一瞬でも現実を忘れられたなら、それは楽しいに決まっている。
でも、そんな非日常な世界が現実にあるわけがない。
誰しもが、一度描いた“妄想”である。
所詮、“妄想”は“妄想”。
VRなど仮想現実の中には様々な世界が広がっているかもしれない。
非日常は、現実の世界にはあるわけがないのだ。
ただ、ふと歩いていると、おかしな物にでくわす事がたまにある。
ある街をブラブラ歩いていると、
なんか、でっかい鉢みたいなのがあった。
っでっかいなー。ふーん。
てな感じで辺りを見渡してみると……、
ん?
誰? 人? 多いよ? 怖いよ?
何かがおかしい。
ここは……、なんだ……?
さらに、勢い良く辺りを見渡すと、
なんだこの街は?!
もう、いたる所に奇妙なオブジェがっ!!!
VRの中じゃない。
ここは現実なのだ。
もうカオスだっつ!
この街のある一角には、至る所にアート作品が置かれていた。
カメラを握りしめ、スクープだと言わんばかりに、キョロキョロして歩いていると……
ん?
何これー!!!!
近づくと
何これーっ!!!!!!!!!!!
斬鉄剣、もしくは気円斬に切られたのかな?
もっとちょうだい!という気持ちで街を駆け巡る。
なんかもう、逆に何があるのか、探しまくる。
でも、全て、予想を裏切ってくる。
ね。
素敵やん。
こんな街、素敵すぎる。
で、
一番好きになったのこれ。
こんなの
もう、何これーっ!!!!!!
買い物の巨人がお買い物でもするのでしょうか?
さて、ここがどこかと言いますと、
『立川』
であります。
そう。立川は街全体が美術館なのです。
立川は町を挙げてアートに取り組んでいます。
駅周辺には、不思議なオブジェがいたるところにあり、非日常の空間がそこら中に存在しています。
『ファーレ立川アート』と呼ばれるこのプロジェクト。
住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)が立川市・東京都の要請をうけ、「新しい文化」の街を誕生させることを目指し、ファーレ立川の計画が始まりました。
現在、36ヵ国92人のアーティストによる109点の作品があります。
素敵すぎる。立川。
まだまだたくさんのオブジェがありました。
アートに触れると、こっちまでワクワクします。
これを造った方々も、どういう気持ちでこれを造ったのか。
一つ一つのモチーフをじっくり観察して見ようという気持ちになります。
でも、アートは見る人によって、捉え方は様々。
わたくしなんぞは、もう、『斬新!』の一言で終わってしまいます。
こんなカオスなエリアが普通にあるなんて。
素敵すぎ。
是非、皆様、非日常を感じに、立川に足を運んで見てください!
きっと不思議な空間に迷い込むでしょう。
地味にこれが好き。
参考リンク:『ファーレ立川アート』