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かつて栄えた花街! 新潟「古町」の静かな夜の歓楽街の味わい深さ

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新潟市「古町(ふるまち)」。かつて「芸妓の街」として栄えた花街のレトロが面影が残る、新潟を代表する歓楽街だ。古くから新潟の中心街として栄えてきた町で、伝統ある老舗と、オシャレな今どきのお店が混在。まるで京都のような碁盤の目状の街並みも特徴だ。

古町は昭和初期には、京都の祇園•東京の新橋と並ぶ「日本三大芸妓の街」として栄え、その歴史は200年にも及ぶ。今でも「古町芸妓」の伝統は受け継がれており、とくに8番町と9番町は花街風情が色濃く残る場所となっており、芸妓さんが活躍しているお店がたくさんある。

取材日、夜の古町の歓楽街を散策する。新潟の歓楽街としてかつては北信越随一の賑わいを誇った古町だが、午後8時を過ぎても静かなもの。すっかり街から人の気配が消えている。案内所に入ってみると、キャバクラからラウンジ、スナック、ツーショットキャバクラ(おっぱいパブ)、ガールズバーまで一通り揃っている

街が静か過ぎるので、駅前まで戻ると、こっちのが人の出が多く、賑わっている。キャバクラの呼び込みのお兄さん色々と話を聞いてみると、古町は規制が厳しくなって最近は廃れており、駅前の東大通の方が盛んなようだ。

古町は昼間はオシャレなカフェなどがあり女子旅にぴったりだが、ディープさを味わうなら夜に限る。静かな夜の歓楽街のなかポツポツと案内所やキャバクラがあり、かつて栄えた頃を知る身としてはとてつもない哀愁を感じる。一本路地に入れば花街の名残が垣間見えるのもまた乙なのだ。

古町

新潟市の中心市街地。

新潟駅から車で約5分。

バスなら「本町」下車し徒歩2分。

【ディープスポット その34】

→つづく。

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取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。

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