映画のロケ地としてもよく利用されることがあるという老舗洋食店『グリル十字屋』。オープンはなんと1933年。昔から港町神戸で老若男女問わずに愛され続けてきた有名店だ。創業以来3代に渡り守っている変わらぬ味は、安定がある王道のもの。歴史ある洋食店らしくシックな雰囲気の店内も好評だ。
メニューは人気のビーフカツレツの他、ハンバーグやハヤシライス、オムライスなど、洋食全般が揃う。手作りのデミグラスソースを使用しており、味はとにかく絶品。日替りのランチも用意している。
取材日、三宮駅裏手のホテルを出て、三ノ宮の花時計の西裏側にある昭和8年創業の老舗洋食店『グリル十字屋』に入り、名物のビーフカツレツを頂く。風味豊かなデミグラスソースがたっぷりかかったカツレツは柔らかくて食べやすく、名物の名にふさわしい美味だ。コーンスープとライスのセットをペロリと平らげた後、すっかり満足して店を後にした。
入店した感想は、とにかく店内がオシャレ。シンプルでモダンでカジュアルで、来ている客の服装もそれなりに洗練されているものばかり。セレブな気持ちで上品に洋食を食べたいときに来るのがいいだろう。
『グリル十字屋』
営業時間 11時~20時
日曜日定休 祝日は不定休
【名物グルメ その25】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。