東京•浅草の代表スポットといえば「浅草寺(せんそうじ)」。東京都内最古のお寺であり、国内外から毎年3000万人以上が訪れる観光名所だ。仲見世には魅力的なグルメやお土産屋さんが数多く並び、いつも活気に溢れている。
浅草寺への入口にある総門が「雷門(かみなりもん)」。なんだか見るだけで「浅草に来たな」と、胸がワクワクしてくるのである。周囲には老舗の料亭が並ぶほか、客を待つ人力車の姿もあり、常に下町ならではの威勢のいい雰囲気がある。
取材日、朝11時前に浅草駅に到着。1番出口を出ると、さっそく観光へと繰り出す。浅草寺の雷門の前は大混雑。人で埋まっている状態だ。自撮り棒で記念撮影する若い女のコの三人組、大きな赤提灯の前で微笑む金髪美女、ひたすらお喋りしている中国人らしき団体観光客と、大にぎわい。35度を越える真夏日だというのに観光客が波のように押し寄せてくる。
青い目をした欧米の学生から、浴衣姿で仲見世を歩くギャルまで、あらゆる種類の人達が楽しそうに寛いでいる。日本は本当に平和である。仲見世を通り過ぎ、浅草寺の本堂に参拝する。「いい取材ができますように」と、しっかりと参拝してから、仲見世で名物のアイスモナカを食べて、浅草の街を散歩した。
浅草寺は夜景も美しい。ライトアップされた姿は神秘的である。昼間のように修学旅行生の団体がいないのものいい。また、浅草寺から歩いてすぐのところには吉原ソープ街がある。参拝してから泡遊びに行く、なんてのも乙だ。
浅草寺
諸堂は午前6時開堂~午後5時閉堂
10月~3月の開堂時間は午前6時30分
【名所ガイド その24】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。