世界遺産や国宝にも登録されている「日光東照宮」。栃木県•日光で最も有名な観光スポットだ。徳川家康がまつられた神社であり、現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたものとなっている。
日光東照宮の境内には、国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻。全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などは数多くの彫刻が飾られている。
取材日は、近くの鬼怒川温泉から列車で日光へ。徳川家康を祭る日光東照宮は荘厳なムードが漂う霊廟だ。外国人観光客に混じって寺社内を見学するも、江戸時代初期の匠の技の粋を集めた建築や彫刻の数々に魅了されっぱなし。
有名な五重塔、三猿、眠り猫を見物し、黄金の龍で有名な日光のシンボル陽明門の写真を撮り、徳川家康のお墓をお参りして山内歩きを満喫する。長い石段を上がったり下りたりして息をハアハアと切らしながら参拝を終えると、タクシーで東武日光駅前まで戻った。
有名な“見ざる、言わざる、聞かざる”の「三猿」や「眠り猫」、極彩色の龍や獅子などが彫り込まれた楼門「陽明門」など、見所は尽きない。一生に一度は必ず見ておきたいスポットだ。
日光東照宮
営業時間 8時~17時(冬は~16時)
料金 1300円
【名所ガイド その18】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。