今月9日、米ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)」が、コロラド州のビール醸造所を相手取り、商標権を侵害されたとして提訴したことが明らかになった。
Lights n F’n action pic.twitter.com/eyacrjfVf5
— Guns N' Roses (@gunsnroses) April 15, 2019
訴えられたのは、オスカー・ブルース醸造所。提訴の理由は、同所が「ガンズ・アンド・ローズ(Guns 'N' Rose)」という紛らわしい名前のクラフトビールを販売したためだ。
Hazed-out and hopped up with Strata, Cashmere, Enigma, Hallertau Blanc and Eureka hops. You'd need a foghorn to navigate the haze in this baby.
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米ロサンゼルス連邦裁判所に提出された訴状によると、ガンズ・アンド・ローゼズは、バンドの「信望と評判、名声を承諾、許可、同意なしに意図的に利用」したと非難。バンドの商標や事業における信用や評判を傷つけると主張した。
オスカー・ブルース醸造所は、2018年にロゴの商標登録を申請しようとしたが、バンド側に抗議されて申請を取り下げたようだ。しかし、ビールそのものと関連商品は2020年3月まで販売するという。
現在、同醸造所の公式サイトでこのビールは削除されている。