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【プロ野球】年俸240万からの超下剋上! 育成枠出身選手がアツい!

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日本プロ野球で「成長の見込みのある有望選手」の育成のために、2005年から導入された「育成選手制度」。年俸の下限は240万円で背番号は3ケタ……と華やかな“プロ野球”の世界とは真逆とも言える境遇ながら1軍で活躍するためにこの道を選ぶ選手がいる。その一方で、わずか数年で見限られることも多く、支配下登録されて活躍できる選手はほんの一握りなのが現実である――。

しかし、2019年はそんな「育成選手」から支配下登録選手となり、大活躍している選手が続々登場しているのだ!!!

まずはソフトバンク・周東佑京(しゅうとう うきょう)だ。
2017年に育成選手ドラフト2位、年俸400万円で入団すると、自慢の俊足をウリに2軍で活躍し、今年ようやく支配下登録選手入り。なんとここまで9盗塁をマークするなど、50メートル走5秒7の“スーパー韋駄天”っぷりを見せつけている

 

続いては、同じくソフトバンクの投手・大竹耕太郎だ。
済々黌高校では甲子園出場、早稲田大学でも第一線で活躍した頭脳派サウスポーは、2018年に育成ドラフト4巡目で指名を受ける。これは名門・早稲田大学卒としては異例のことで、多くのオトナたちに反対されたが本人はプロ入りを直訴。昨年、念願の支配下登録入りを果たして今年はここまでエース級のピッチングを披露し、防御率も1位に(5月8日現在)。周囲の声を見事に跳ね返している!

 

ラストは、巨人の投手・坂本工宜(さかもと こうき)だ。
高校時代はベンチ入りすらできない平凡な選手で、大学でも硬式野球部へ入らずに準硬式野球部を選ぶしかなかった苦労人は、2016年にどうにかプロ入りするものの、年俸240万円の育成からのスタートを余儀なくされる

しかし、今年のオープン戦で結果を残し、ついに支配下登録入り。150キロ近いストレートと度胸のある投球で1軍でもプロ初三振を奪うなど、今後の活躍が楽しみな選手だ。

雑草から全力で這い上がろうとしている“育成出身選手”たちを応援するべし!

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