日本人だったら、やっぱり白飯!
白飯がどんどんススんじゃうオカズこそ“ウマい”もの!!
ナイフやらフォークやらなんて使っちゃいけねえ。
どんぶり飯片手に、ホルモン一切れでがつがつ食べられるのが一番だ!
ここは、そんな真の“ウマいもの食い”(決してグルメとは言わない)が集まる場所、『とん平食堂』だ。
茨城県を縦に突き抜ける国道6号沿い。
牛久市にある店の前には長距離トラックやら、職人のワゴン、土木作業員のトラックなどが並ぶ。
店に入れば、皆が一心不乱に白飯を掻き込んでいるのだ。
一番の売りは、もつ煮込み。
注文すれば、間もなく大きなどんぶりがドカンと前に置かれる。
味玉入りでたったの450円。
普通に家族で食べるくらいの量がある。
この量のオカズをたいらげるには、相当量の白飯が必要だ。
大盛りライスは超テンコ盛りで250円。
一気に胃に詰め込まなければ悶絶する量だ。
もつ煮は、超濃厚なみそ味で、もつの芯まで味が染み込んでいる。
そりゃあ、白飯との相性は抜群だ。
レンゲで出汁ごと飯にぶっかければ、もう止まらなくなる。
最後は自分が腹いっぱいなことさえ、分からなくなるくらいだ。
いや、腹がいっぱいでも食べるのがやめられないウマさと言った方がいいだろう。
もつ煮のほかにも、ホルモンの炒め物が多数あり、どれも一皿500円以内。
タン・ハツ炒め450円
純レバー炒め400円
そのすべてが、白飯なしを誘う濃厚な味わいである。
実はとん平食堂は、つけ麺もウマい!
つけ麺600円
普通、つけ麺というとさっぱり系なのだが、ここは背脂系ギトギトこってりつけ麺なのだ。
これも思わず、オカズにして白飯が食いたくなる濃厚さ。
遠方から通う者も多く、常に客足が途切れることはない。
“グルメ”などといって、たいそうに“食”を語る輩が増えているが、
この『とん平食堂』を知らずして“ウマいもの”を語ることなかれ!
ここには、本当にウマい“オカズ”がある!!
■もつ煮 とん平食堂
茨城県牛久市東大和田町230-6
営業時間:11時~23時(ラストオーダー22時30分)