函館朝市海鮮丼発祥の店、それが『きくよ食堂』だ。昭和31年創業、2019年で創業63年を迎えた老舗である。同店のイチオシメニュー「元祖函館巴丼」は「巴の港・函館」を代表する逸品。近海でとれる新鮮なウニとホタテに、同店自慢の「自家製醤油漬けのイクラ」がたっぷりと入っている。
「新鮮なものは新鮮なうちに」をモットーに、新鮮が魚介類を提供することから地元でも人気を集め、数々のメディアにも紹介されて知名度は抜群だ。メニューは海鮮丼だけでも50種類以上。全ての海鮮丼メニューにミニサイズがあるのも親切である。
取材日は早朝から駅前の朝市を散策する。美味しそうな蟹やイカを見物してから、『きくよ食堂 本店』で名物の五色丼をパクパク。2千円とめちゃ高価だが、カニ、イクラ、エビなどが豪華に盛られてめちゃ美味しい。特にイクラがめちゃウマだ。朝からゴージャス丼をパクパクする。旅の朝は刺激的なのだ。
『きくよ食堂』は現在市内に3店舗を展開。函館朝市本店と支店は目と鼻の先にある。数年前に新千歳空港内にも支店をオープンしている。
地産地消を念頭に、素材へのこだわりと質の良いおもてなしを提供する『きくよ食堂』で、函館の味をぜひ堪能しよう。
『きくよ食堂 本店』
営業時間 5時~14時
年中無休(元旦は休業)
【名物グルメ その14】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。