カルチャー

実体験も可能! 草津温泉の「湯もみショー」で熱湯をかき混ぜる

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日本を代表する名湯「草津温泉」。ここには江戸時代から続く「湯もみ」という文化がある。草津の湯は高温なので、熱湯をさますために厚板で熱湯をかきまぜて湯をやわらげるもの。「草津~よいと~こ、一度~はおいで~(チョイナチョイナ~)」の草津節がお馴染みだ。

取材日は朝から「湯もみ」を見学へ。10時に旅館をチェックアウトすると、湯畑の前にある湯もみスポット『熱乃湯』へ入り、湯もみの様子を目で楽しむ。湯もみとは、温泉の効用を薄めないために水を加えずに温度を下げるための知恵で、入浴前の準備運動の意味もあるという。

ショーの後の体験コーナーでいざ湯もみに挑戦!「♪チョイナチョイナ~♪」という草津節に合わせながら湯の中に入れた2mの板を左右に降るだけなのだが、これが見た目以上に面白い。リズムに合わせて湯をかき回していると、なんだか湯の街の人間になった気がするのだ。30分間のショーの後はすっかり地元の人になった気分であった。

『熱乃湯』 では、草津節に合わせた「踊り」も観賞できる。「湯もみ」も「踊り」も毎日行っているのがありがたい。草津温泉の伝統を肌で感じることができるはずだ。

都会の喧騒に疲れたら、草津温泉で息抜きすべし。「湯もみ」でゆったりと生きる温泉街の人になりきろう

『熱乃湯(ねつのゆ)』

公演時間  9時30分、10時、10時30分、15時30分、16時、16時30分の1日6回

観覧料金  大人600円

【名所ガイド  その12】

→つづく。

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取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。

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