那覇で国際通りから一足伸ばして観光するなら首里城がイチオシだ。かつて琉球国王の居城として王国の政治・外交など中心的役割を果たしていた城で、現在では世界遺産に登録されている。建物が中国の宮殿に似ていることから、中国との密接な関係が伺える。
取材日は国際通りから徒歩で美栄橋のモノレール乗り場まで進み、ゆいレールに乗って首里へと向かう。約7年ぶりの首里城はキレイに改装されており、観光がしやすくなっている。
守礼門や正殿の写真を撮ってから建物の中を見学。途中、和室でさんぴん茶と琉球菓子を頂き一休みし、琉球庭園を眺めて束の間の憩いの時を過ごす。
沖縄は、1429年から1879年までの約450年間「琉球王国」として存在し、その歴史や文化の象徴が首里城となっていた。那覇市内を一望できる高台にあり、現在は人気の観光スポットとなっている。
取材時に気付いたのは、外国人観光客が増えたこと。欧米人だけでなく、中国や韓国の観光客の姿が特に目立った。国際化の波は収まりそうもない。令和時代になり、もっと外国人観光客の増加が予想される。
那覇の市街地を一回りしたら、ぜひ首里城に足を運んでみよう。琉球王国の歴史と文化を肌で感じることができるだろう。
首里城公園 入場料 大人820円 営業時間 主に8時~19時(季節によって変動)
【名所ガイド その6】
→つづく。
取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。