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金のシャチホコが眩しい! 東海エリアでお城を観るなら名古屋城で決まりだ

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「尾張名古屋は城で持つ」。日本中に「名城」と呼ばれる城はたくさんあるが、東海エリアならここ、名古屋城が最大の見所だ。天守閣にある金のシャチホコで有名だが、城の内部には歴史的な遺品が多く展示されている。

連休中、全国の行楽地の多くが観光客で賑わっているが、中でも名古屋城の賑わいはものすごい。最近は日本人だけでなく、中国や韓国の観光客、欧米からの旅行者と、やたら国際化しているのだ。

取材日は名古屋駅前から市内を巡る観光バス「メーグル」に乗り込み名古屋城へ。晴天の中、パチパチと美しい城郭を撮影し、城内を観光する。

展望台まで登ると、市内を一望し、徳川家康になった殿様気分に浸る。名古屋城は徳川家康が天下統一の最後の布石として建てた城で、以来、徳川御三家のひとつに数えられる尾張徳川家の居城とされてきた歴史を持っている。

1930年に国宝に指定されたが、1945年5月の米軍の空襲で天守や本丸御殿が焼失。天守は1959年にコンクリート製で再建されて、往時をしのばせる威厳を取り戻している。

展望台からは再開発中の名古屋駅周辺の高層ビル群が望める。2027年のリニア開通に向けて、オフィスやホテル、百貨店などの建築ラッシュが進んでいる。リニア中央新幹線が開通すれば、東京の品川から名古屋まで、たった40分程で到着する。今から楽しみである。

また、緑豊かな日本庭園の中にたたずむ美しいシルエットは、まさに「名城」そのもの。城を眺めながら周囲を散歩しているだけで心が潤うのだ。

城外や城内に、原寸大の金のシャチホコの模型が展示されており、記念撮影スポットとして大人気。家族連れの姿も多く、子供達も大喜びのご様子。

最寄りの地下鉄の駅「市役所駅」の入口は、まるで江戸時代の城門のよう。観光に来ていた中国人ファミリーもびっくりしていた。

天下を取った戦国武将になった気分に浸れる名古屋城へ、ぜひ足を運んでみよう。きっと新しい発見があるはずだ。

名古屋城 開園時間9時~16時30分 観覧料 大人500円 休園日12月29日~31日、1月1日(4日間)

【名所ガイド  その1】

→つづく。

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取材・文 イコマ師匠…『俺の旅』編集長。徹底した現場取材をモットーとしている。全国の歓楽街、観光名所、名物グルメを完全網羅。『俺の旅web』の編集長ブログで取材ルポ日記を紹介している。

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