呑兵衛のみなさーん、打ってますかあ?
さてさて、今回お邪魔した角打ち(かくうち)は、愛飲家の間では名店として知られる「酒ノみつや」さん。
角打ち以外のお客さんでも賑わう「みつや」さんの店頭
創業が何と大正13年(1924年)!
かれこれ90年以上に渡って、この阿佐ヶ谷の地で酒屋を営み続けているという老舗中の老舗です。
JR阿佐ヶ谷駅南口から「阿佐ヶ谷パールセンター」へ入り、道なりに直進。
7~8分ほど歩いて、左側に酒樽や棚に並べられたワインや大量のビールケースなんかが見えてきたら、そこが「酒ノみつや」さん。
お酒が目印というのがいいですね(ちなみに地下鉄(丸ノ内線)の南阿佐ヶ谷駅からなら3~4分で到着)。
明るくきれいにディスプレーされた店先。
外からでもお店の中が一望できちゃうのであります。
おっと、ショーウインドーの右端に、大きな貼り紙を発見。
横に「角打ち処」、縦に「裏の部屋」と書かれている。
裏の部屋?
裏の部屋って何だ?
さっそく突入です。
「裏の部屋」が強調された豪快な角打ち貼り。
入ってすぐ左がレジ。
角打ちする場合は、ここで飲みたい酒、食べたいツマミをチョイスして精算するシステム。
まずはビールからいきましょうか。
「何にします? ビールなら200種類以上ありますが――」
え! 200種類! マジですか!?
聞けばここ「酒ノみつや」さんには、コロナ、ハイネケン、ギネス、カールスバーグ、ヒューガルデン、シメイゴールド、ヴァイスビア、ブルックリン、ビクトリアビター等々、世界中のビールが集結しているという。
冷蔵ケースには世界各国のビールがきら星のごとく!
いや、ビールだけではない。
ワインも世界各国から150種類!
いやあ、びっくりしました。
さて、200種類ものビールの中から僕が選んだ銘柄は、と言いますと、すんません、やはり国産になっちゃいますわ。
今回はサッポロラガーをチョイス。
アテは缶詰軍団の中から「塩つくね」を指名。
角打ち王道のツマミ、大量の缶詰軍団
缶詰、乾き物以外のツマミも盛りだくさんなのだ!
515円を支払いグラスをいただくと、
「あちら、店の奥に進んでください」
ほうほう、そこが「裏の部屋」なのね。
おそらくガレージか倉庫を改造したと思われる角打ちスペース「裏の部屋」へ侵入。
店内の奥に進むと「裏の部屋」への通路が現われた!
外からも覗けるかなりオープンな「裏の部屋」
ビールケースで造られた癒しの角打ちテーブル
ところが、これが「裏」どころか外から丸見え。
正面には道路を挟んで子供たちが遊ぶ公園が眺めたりできます。
子供たちが遊ぶ公園を眺めながら飲むビールもまた一興
でも、何だろう、この開放感。
のどかな公園の風景を鑑賞しながら呑むビールは、また格別の味わいでした。
次は日本酒いっちゃおう。
ズラリ並んだ250円~400円のオススメ日本酒etc.
レジに戻り、オススメの辛口を尋ねると、
「純米酒の天覧山大辛口というのがあります」
美しい青ボトルの天覧山をレジ横で注いでもらい、再び「裏の部屋」へ。
ボトルが美しい天覧山大辛口の生原酒
日本酒はレジのそばでトクトクと注がれます
ついでに冷奴もオーダーして、かなりご満悦でございます。
冷奴も頼んだ、かつおぶしドーン!醤油ドーン!で登場
今回も楽しく酔えましたなあ。
会計は〆て1165円也。
角打ちバンザイ!
注意書きを守って「角打ち」を楽しみましょう♪
■酒ノみつや
東京都杉並区阿佐谷南1‐13‐17
HP
http://www.asagaya.or.jp/map/7han/mitsuya.html
https://twitter.com/saketoyou0328
馬場裕一(ばば ひろかず)
バビィの愛称で知られる麻雀プロ。
われポン、モンド等の解説者も務める。
雀荘よりも居酒屋にいる時間のほうが長いただの酔っぱらい。
https://twitter.com/biglipbabby